おさしづ配信

重く徳積んでこそ理が効く

ぜいたくとはいかぬまでも、教祖のひながたを忘れていては、存命で働いて下さる理が頂けなくなります。「不自由勝ちで掛かるは道である。十分にして掛かるは道やない」(明治34・11・21)というお言葉もあります。人並み以下で結構、と、衣食住その他を質素にして通る心が大切ですね。与わるもの以外は求めない、買わない、という生活ができたら、ずいぶんと徳を頂けるでしょう。私は下着以外の衣類を買ったことがないし、外出先で食べ物を買うこともほとんどありません。身を落として神様に任せ切ったら、かえって心身が強くなりますね。神様が抱きかかえて下さるからです。(渡部与次郎、「おさしづに学ぶ - 朝席のお話」、天理教道友社)
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元に狂うたら

「元に狂うたら、先になりたらどのくらい狂うか分からん。よう聞き分け。日々の処皆満足ささにゃならんならん。楽しみ無うては日々頼り無い。めんめん聞き分け。子供小人あたゑあたゑ楽しみ聞き分け。めんめん理と傍々同じ事。満足第一。満足無くしては、日々...
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世界の道理上

「人間から世界の道理上を通らんならんようにするから、どうでもこうでも、道理上の道を通らんならんように成る。皆心で拵えて(こしらえて)あるのや。」(明治22・11・2)「世界の道理上」とは、世の中の考え方や常識に合わせることでしょう。それに、...
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根のある花

「長くは先の楽しみ、短いは楽しみ無し。これ俄かに咲く花は、切って来て床へ挿してあるも同じ事。これはのじの無いものである。さあさあこれ根のある花は遅なる。なれども年々咲く。又枝に枝が栄える。根も踏ん張る。」(明治24・11・1)早くたすかりの...
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勝手の良い者

勝手の良い者用い易い。勝手の悪い者用い難くい。…世情に見込んだ中に選り出して置きゃ、どんな者も寄り来る寄り来る。何ぼ言うても諭しても聞き容れにゃ、道がびっしゃりと消えて了う消えて了う。(明治33・10・31)