2023-01

おさしづ配信

智者学者で治まらせん

「深き何でも十分の学をし、十分の学を治めるよう。智者学者あっても何にも治まらせんで。一つの理を始め掛け、日々暮させたい。思う道もう暫く。日々の理、事情より治まる理が無きという理を治めてれるよう。」(明治23・2・3)
おさしづ配信

空の理を楽しむ

「人の出世楽しんでくれにゃならん。ほんにこれでこそ道の理かと、楽しんでくれてこそ道であろ。人は出世怨み嫉みは道でない。空を見て、空の理を楽しむなら、日々近づく理である程にある程に。」(明治32・2・2)
おさしづ配信

心次第の道

「一言の理は万言の理に当たる。…この道は心次第の道。一条の道を万筋に通るは皆心という一つの理から出る。…ようようにをいある間に結んでくれ。にをい褪めてからはどうもならん。皆千切れ千切れである。千切れ千切れになりてからは、容易な事では繋がれん。…あの者には義理や、この者は放って置けん、という人間心の理から世界の曇りとなる。数々の曇りは皆この理一つにある程にある程に。」(明治30・2・1)
おさしづ配信

心一つで道が道にならん

「身上に一寸心得んと言えば、何でも彼でも案じ出て、この道のため出て居るのになあ、この事情必ず持たず、これまで皆話したる。…人間という一代と思うたらどうもならん。…何ぼ一条の道といえど、時々心理にて道は道にならん。人間心の理にて身上迫る理も同じ事、よう聞き分けにゃならん。人間の理というは、どんな理あろうとも、心の理より残らせん。」(明治31・1・31)