


積み上げたもの天然
「この道古き処を思えば、精神一つ。精神無けねば、それでは通らヽせん。一点の心では通らヽせん。堅う年々積み上げたものは、天然という/\。急ぐ事要らん。(明治33・6・21)

陽気遊び
「陽気遊びと言えば、今日もあちらへ遊び行く、何を見に行く。陽気遊びとは、目に見えたる事とはころっと格段が違うで。」(明治23・6・20)

心そろうたが自由自在
「急いで掛かれば身に掛かる。…大層と言えば身上に掛かる。…さあ/\どんな物動かすも、持って歩くも、大勢の力で自由自在、皆心の揃うたが自由自在。…もうこれだけ道も弘まった、もう大丈夫と思う。未だ/\十分やない。一寸の掛かりという事情、これからという心を定めて居たら、危なきは無い。十分上れば下るより外は無い程に。」(明治25・6・18)

小言はこれ嫌い
「不思議の中で小言はこれ嫌い、陽気遊びのようなが神が勇む。余儀無きの処だけ済めばよい。」(明治23・6・17)