おさしづ配信

天然自然の道

おさしづ配信

「さあさあたすけ一条は天然自然の道、天然自然の道には我が内我が身の事を言うのやないで。天然自然の道は、長らえて長く通る事が、天然自然と言う。天然自然の道通るには、難儀な道を通るので、先の楽しみと言う。今十分の道通るのは先の縺れと成るのやで。」(明治21・8・17)

天理教の信者になったから、おたすけをするのでなく、人間として人をたすけることが、天然自然の理にかなっているのですね。天然自然は、そのようにつくられているのです。「長らえて長く通る」人は、やはり天然自然の理にかなっている点が多いので、お道の話もよく聞いてくれるし、理解も早いものです。
天然自然の道は、「我が内我が身の事を言うのやないで」と言われていますから、道一条の生活もまた、天然自然の道なのですね。
このおさしづを頂いた梅谷四郎兵衛さんの言葉に、
「一人のものが家内のため親族のために病んでくれるのである。一人のために家内中、親族まで神様の理を知ることができる」
というのがあります。(渡部与次郎、「おさしづに学ぶ-朝席のお話」、天理教道友社)