おさしづ配信

不自由はせん

おさしづ配信

「人間心でする事思うようにいかん。めん/\思うようにいかん。尋ねて/\すれば何程の理も、不自由しようにも不自由はせん。」(明治23・6・28)

尋ねてするのとしないのと、ほんのちょっとの違いで大きな差が出るのですね。
理を立ててこそ理が立つ、とも教えていただきます。お道の上だけでなく、夫婦でも、親子でも、また会社においても、お店においても、どこでもそれを守るならば、不自由したくても不自由にならん、と仰せになっています。
修養科を出て理の立て方を身につけるとか、教会や布教所に三年くらい住み込んで身につけるとか、頭でだけでなく、身についたものになることが大切でしょうね。
無意識のうちにそうしている、というところまで徹底できるのが望ましいからです。人間思案が出なくならなければならないからです。人間心、わが身思案、これが邪魔になるからです。(渡部与次郎、「続おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)