おさしづ配信

治まる日が出て来る

おさしづ配信

「道という、分からん者に言うたて分からんなれど、日が出て来る。どう言うもこう言うも、治まる日が出て来るから、皆心配は要らん。皆守護、さあと言うたら出るで。さあと言うたら成るで。」(明治28・3・29)

お道が分からん者にいくら言っても分からん時期があるが、日がたてば分かる日が来るから心配はいらん、とおっしゃいます。
道というのは、村を越え、町を越え、市を越え、県を越え、国を越え、海を越えて、どこまでも続きます。このお道の信仰もまたそのとおりで、際限がないものです。
トンネルには入り口もあれば出口もあります。道の途中のトンネルにでも、際限なく長いものがありますが、いくら長くても、出口のないトンネルはありません。いつか必ず抜け出す日が来ます。
それと同じように、どんな困った問題でも、そのうち必ず解決する日がやってくるので、それを信じて心配しない心が必要なのですね。
その日を呼び止めなくても、適当な時に、ちゃんとご守護頂けるのです。ちゃんと成ってくるのです。だから、急いてはならない、あせってはならないのですね。(渡部与次郎、「続おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)