おさしづ配信

不足は不足の理回る

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「満足程大きい事情は無い。不足は不足の理回る。不足の理回ればどうもならん。」(明治24・1・8)

不足とは足りないという意味で、何でも足りなくなっていく元です。生命が足りなくなったのでは死んでしまうので、一番損でしょうね。
お道を聞いたら、三「マン」をお供えしなさいと言われます。自慢、高慢、不満という人、最後が我慢という人もあります。いくら良いことをしても、自慢したら理が消えます。高慢は不満の源とも言えますね。不満も不足も似たようなものです。
人の知らない影ほど、満足して、喜んで通らせていただくと、おかげさまで、おかげさまでと言って通れる日が来ます。陰で正しく通ることのできる人が本当の人間ですね。そんな人ほど、思えば思ったように、言えば言ったとおりに通れるようになるのですね。(渡部与次郎、「続おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)