おさしづ配信

誠は尽きん

おさしづ配信

「誠は尽きん、尽きんが天の理。…どんなもの作るにも旬々という。誠さえ十分固めてあれば、何も案じる事は一つも無い。誠薄ければ種が失う。」(明治23・11・21)

誠という字は言が成ると書きます。成るとは重なるの意で、言うことと心が一致して違わないということです。
誠を十分固めるとは、日々、誠の心を貫いて積み上げ、ちょっとやそっとでは崩れない心になることでしょう。昨日は誠の心で通ったが、今日は勝手の心が出た、というようでは心もとないですね。尽きぬ真実を捧げてこそ誠なのです。
いくら誠を尽くしても、旬を外したら成るものも成りません。しかし、常に誠であり続ければ、旬を外すこともなくなり、神様からうるわしい実りを頂くことができるでしょう。(渡部与次郎、「おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)