おさしづ配信

元に狂うたら

おさしづ配信

「元に狂うたら、先になりたらどのくらい狂うか分からん。よう聞き分け。日々の処皆満足ささにゃならんならん。楽しみ無うては日々頼り無い。めんめん聞き分け。子供小人あたゑあたゑ楽しみ聞き分け。めんめん理と傍々同じ事。満足第一。満足無くしては、日々仕え難くい仕え難くい。喜ぶ理に成りたら日々心配無い。」(明治30・11・4)

元は根であり、信仰の上ではぢばであり、神様の教えです。
また、元は、土地土地では、中心になって人々を指導する人とも考えられます。その人の影響するところは大きいので、少しでも教えの取り次ぎを間違えぬよう、細心の注意を払う必要があります。その元に立つ人が、人々を満足させるように、喜ばせるように心がけることです。この願い人は咳の身上ですが、咳は、神一条のことでは急き込みの理でも、そうでない場合は急ぐな、と諭されます。あせると喜べなくなります。(渡部与次郎、「おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)