おさしづ配信

勝手の良い者

おさしづ配信

「勝手の良い者用い易い。勝手の悪い者用い難くい。…世情に見込んだ中に選り出して置きゃ、どんな者も寄り来る寄り来る。何ぼ言うても諭しても聞き容れにゃ、道がびっしゃりと消えて了う消えて了う。」(明治33・10・31)

「使うてみて使い良いは、いつまでも使うで。使うてみて、使い勝手の悪いのは、一度切りやで」(明治20・3・15)というお言葉もあります。神様に使っていただける世界だすけの道具となるには、素直さが大切ですね。
どれほど言っても諭しても聞き入れない人は、道が急に消えて、先へ行けず、立ち往生するしかありません。反対に、神様のこと、お道のことになったら、わが身わが家の都合も、世の中の義理も放って勤める人は、神様がしっかりと踏ん張って、火の中も水の中も通して下さる、と言われます。ありがたいことですね。(渡部与次郎、「おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)