おさしづ配信

おさしづ配信

「どのような夢を見ても、心で覚えて居れば夢現ではあろうまい。…めんめんの精神というものがある。それはたすけ一条、道尽くす運ぶ理ではあろう。それは日々に受け取る。なれど後先という理が無けにゃならん。…世上の理に押されぬようと。これだけの理を弁え(わきまえ)あれば、何にも怖き危なき道は無い。世上明らか一つの道を運んで置けば、どんな道でもおめ恐れは一つもあろうまい。」(明治24・10・3)

はっきりと覚えている夢は、必ず何かを教えてくれています。過去と未来とを、です。
「世上の理」とは、世間並みの考え方です。お道の御用と世の中の義理とがぶつかった場合は、必ず、お道の御用を優先させるようにして通ることです。世の中の義理の方に重きを置いて通っていると、節に出合った時にこらえきれず、怖き危なき目に遭います。
「1つの道」とは、あっちへふらふら、こっちへふらふらせずに、お道の心を貫くことでしょう。いろいろな誘惑に負けず、先を楽しみに、苦労の道を通ることですね。一日たりともおたすけを欠かさぬことです。(渡部与次郎、「おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)