おさしづ配信

委せる(まかせる)は皆んなの理

おさしづ配信

「委せて委せるは皆んなの理になる。皆んなの理になれば心の休まる、心休まればじっとと言う。」(明治30・8・31)

このおさしづを伺った兵神大教会初代会長の清水与之助さんは、同じ身上、翌三十一年八月十九日にも、同年十一月十四日にもおさしづを頂いています。謹厳実直、理一条の人であり、どこまでも定めたことをやり抜く人、また、熟慮断行の人でもあったといいます。
ヤリ手の人ほど、物事を人に任せることができにくく、つい自分でやってしまいがちです。そこで、無理を重ねることにもなります。オレが、オレがという我を出しがちなので、心臓病むことにもなりがちです。
人に任せるというより、神様にお任せしてもたれる心、人事を尽くして天命を待つ心が大切でしょう。その心から人を信じ、人に任せて案じぬ心ができ、心を休めることができるようになるのですね。(渡部与次郎、「おさしづに学ぶ-朝席のお話」、天理教道友社)