めん/\どう成りてもこう成りてもという精神の理、心一つに結んで置かにゃならん。(明治37・11・2)
どんなことがあっても、神一条の理を立て切って、貫き通す心の大切さを教えてくださっています。
このお道が耳に入ったら、お道なしでは満足に通れないのです。聞こうとして聞くのでなく、聞かずに通れん旬が来たから、耳に入れてくださるのですね。
僕は、愛町の初代会長様が確かに釈迦やキリストにもまさる人だと思えるようになったからこそ、お道を通らせていただこうという気になったのでした。
十のものなら九つまで、お道以前の宗教や倫理によって既に説かれているのですが、最後のだめ押しの教えとして、このお道が教祖を通して教えられたのですから、これからの世界治めに「おふでさき」や「おさしづ」が大きく役立つに違いないのです。
それを土台にして、おたすけで確認し、悟りを深め、しっかり学んで身につけてほしいと思います。(渡部与次郎、「続おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)