おさしづ配信

何なる事もさしづして置く

おさしづ配信

天然自然成り立ち、幾重成り立ち、広く道あっても、通れん道は通れん。…たゞ一つ道、天然自然というは、これまでの道、一つ胸締まり、第一何なる事もさしづして置く。(明治20・10・4)

天然自然というのも二回目のようですが、これも実に多く登場します。「天然自然というはこれまでの道」とあって、これからは違わねばならぬかの印象を受けます。
言わば、これまでの道は、親神様が教祖を通して、自然発生的な要素が強かった感じの広め方であったが、これからは違わねばならない、とおっしゃっているようです。
教祖のお心は、親神様そのものでありましたから、世界と自然をお創りなさると同じく、天然自然に近い道の広め方でした。しかし、これからは、教祖がお姿を隠されたので、いかなる事にも神様のおさしづを頂いて事を進めるようにしなさい、と教えてくださっています。(渡部与次郎、「続おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)