おさしづ配信

生まれ更わり

おさしづ配信

人間というは、たゞ一代と思うてはならん。一代と言うやない。同じ生まれ更わり/\ある。よう聞き分け。子孫理を伝うて来る。(明治33・10・3)

前生がだれにでも分かったら、恥ずかしくて、平気な顔して世の中を通れない人が多いでしょう。だから分からんでいいのやと、教祖がおっしゃったそうです。
けれども、少なくともお道の人は、前生はどう通ったかをはっきり悟って、たんのうの心で生涯を通れるようにしたほうが良いに決まっています。でないと喜んで通れないでしょう。映り返る天の理は一分一厘狂わないので、前生を悟らないと納得のいかないことがたくさんあります。
前生を悟るには、おたすけ先で悟るのと、五代くらい前まで家系をさかのぼって調べてみるのと、二つの方法で明らかにできます。遺伝子が子から孫へと実にはっきりと伝えられていくのは、驚くばかりですね。はるか悠久の昔から、コンピューターも及ばぬ精密さで、ちゃんと正確に遺伝されてきているのですね。(渡部与次郎、「続おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)