おさしづ配信

心で心罪作っては

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罪はすっきりと思わんよう、作らぬよう。心で心罪作っては、人を育てられるか育つか、寄せられるか/\/\。よく聞け。…神は心罪という心罪すっきり嫌い。(明治21・8・30)

この心罪というのは、心のほこりと同じでしょうね。うっかりと使ってしまいますが、吹けば飛ぶようなほこりの心でも、積もると山になり、病気災難の元になります。ですから、積もらぬように、気がついたらすぐ払っておく必要があります。お詫びをしたり、積極的に人を喜ばせて、満足させて、埋め合わせをすぐさせていただくことが、実に大事です。
新築の家で、だれ一人乱す人がいなくても、あるいはしばらくだれもいなくても、ほこりはちゃんと積もります。だから、絶えず掃除をしないといけないのと同じです。
座禅によって心を澄ませるのも結構ですが、進んでおたすけをさせていただくのが、心の掃除には一番良いですね。わがためにと思うとほこりがたまるので、常に人のためにと努力するのが、ほこりを払う一番良い手段と言えます。
嫌な時でも、都合の悪い所へも、損をしてでも、苦手な人へも、おたすけに出させていただくことによって、心の掃除が余計にさせていただけるのですね。(渡部与次郎、「続おさしづに学ぶ – 朝席のお話」、天理教道友社)