2023-08

おさしづ配信

嬉しい治まれば嬉しい治まる

「何か万事の処、嬉しい治まれば嬉しい治まる。はあと思えばはあとなる。さしづはどうせこうせこれは無い。」(明治32・4・5) 「日々嬉しい一つの種は、一粒万倍に成りて日々治まりてくる」(明治24・12・19)というお言葉もあります。 自分自身の自由になるものは、この世の中でたった一つ、自分の心だけです。けれども、このたった一つの心から一切が成ってきます。良くも悪くも、心どおりに成ってくるのですね。 どんな心の種をまけばどんな実がなるのかが、だんだん明らかになるにつれて、また自分の心一つが自分の自由になるにつれて、自由の領域が広がってくるということ、実にうれしいことですね。 よろこべば よろこび事が よろこんで よろこび集めて よろこびにくる 能登の銘菓『よろこび』の包み紙に書かれているこの歌もまた、このおさしづのお言葉のとおりの真実を証明してくれています。(渡部与次郎、「続おさしづに学ぶ - 朝席のお話」、天理教道友社)